ささみこそ主食

会社員です。映画、ごはん、旅行が好き

まじで一日中泣いてる

駐在を正式に打診された。長らく希望を出し続けていたので上長が推薦してくれた。夫と話し合いたいので少し時間をください、と回答したけど答えは決まってる。辞退だ。

 

結局、子供を持つ持たないの話が絡んでくる。私が勤める会社の駐在任期は3年から5年、その後はどこか別の子会社にスライドか帰任だ。戻ってきたとして30代も半ば。そのタイミングで子供を欲しいと思えている保証はなく、仮に欲しいと思っていても出産のリスクは高い年齢に差し掛かっている。その間、夫を待たせるのはあまりにも誠意がないと思うから。理性的に考えるとこうなる。会社には夫にやはり反対されて…とでも言えば良い。夫に話してないけど。だって1年以上話し合ってきて永遠に平行線のトピックに対して2日3日で急速に結論が出るとはとても思えない。時間の無駄。

 

けどこれを書きながら私は号泣してる。なんなら打診されてから数日間ずっと泣いてる。希望していた駐在で、駐在先の国も希望通りだ。すぐ目の前にずっと欲しかったものがあるのに、本意でなく自分のものにはできない。欲しくもない子供のために、駐在を辞退したところで産むかどうかもわからないそもそも授かるかどうかもわからない子供のために自分のキャリアを犠牲にしないといけない?

なんで女しか産めないんだろう。いいよね夫は、私が妊娠しようが出産しようがそのために自分のキャリアを犠牲にしたって自分は何一つ変わらない。なんの犠牲も発生しない。そんなに子供がほしいなら私のかわりに産んでくれよ。それができないなら子供を産んでくれる人を探して私を一人にしてほしい。

結婚したことを心の底から後悔している。結婚前に意思統一をしなかった私達がいけないんだけど。男の人はそこまで子供を欲しがらないものだろうと思っていた。ここまで頑固だと思ってなかった。

 

今回断ったら、二度と駐在の話は回ってこないんだろうな。こっちだってどこでも良いわけじゃないんだよ。あーあ。なんて虚しいんだろう。入ってきては駐在で出ていく男たちに囲まれながらみじめな気持ちで仕事しないといけない。きっと駐在に行く人が出るたびに、いいよねお前は自分のことだけ考えてればいいんだから家族のことは奥さんがやってくれてんだろ彼女のキャリアを犠牲にして、、って思うんだろうな。今も思ってるし。若い女子たち、希望する職があるなら経験を積んでから…とか言ってないでさっさとやったほうが良いよ。将来的に子供が欲しいとか欲しくないとか、結婚したいとか独身のままでいいとかそんなの関係ない。今ならやれるものもやれなくなるんだから。

 

どれだけ時代が進んでも結局女は男に下駄を履かせることしかできない。結局子供が家庭が縛り付ける。完全な両立なんて、完全に男みたいに働くなんて無理だろ。書きなぐったら少しはスッキリするかなと思ったけど全然だわ。あーあ。