ささみこそ主食

会社員です。映画、ごはん、旅行が好き

日記 202112

仕事とプライベートのバランス、という話はよく聞くけどプライベートの中でも一人の時間と家族と過ごす時間のバランスってあまり聞かないよね。仕事とプライベートは、職場環境によってある程度は型にはめることができるから語りやすいんだろうか。激務の職場はプライベートなんて無いし、そうではない職場はプライベート一辺倒になるんだろうか。

子供をつくるつくらないの話が、平行線のまま残っている。白黒つけてしまいたい性格のわたしははやく結論をだして次に進みたいと思っているけど、夫からしたら早く結論を出しすぎなんだという。でも結論を出さずに時間だけが過ぎて、不幸になるのは自分たちなんじゃないの。

私は仕事に重きをおいていて、旦那はプライベートに重きをおいている。もし子供をつくることになったら、私は仕事も勉強もセーブして家庭に捧げて駐在も諦めることになる、でもあなたは何も変わらないよね。そんなことはない、お互い協力してカバーすればいい、と言うけど解像度が違うことに気づいてない。子供ができても夫は今まで通り仕事をつづけられるし、そこでチャンスを逃すことはない。駐在になったとして、単身だろうが帯同だろうが、仕事に費やせる環境は変わらないよね、私はいずれの場合でも家庭に捧げる時間が増えるだけなのに。

女性も働きやすい環境だなんだともてはやされてるけど、まず男性が置かれている環境を見つめ直さないと意味ないんじゃないのってずっと思ってる。どれだけ自分が家庭に支えられている環境にいるのか、どんな犠牲の上に下駄を履かせてもらって仕事をしているのか、お願いだから自覚してほしい。じゃないと、この解像度の差はどれだけ時間をかけても埋まらないんじゃないだろうか。

 

っていうことを考えて気分が落ち込んで鬱っぽくなるのは、暇で考える時間を持て余してるからなんだろうな。こういうことを考えていると夫と一緒にもいたくなくなる。プライベート全部一人で過ごしたい。なので正当化するために資格試験の勉強を始めることにした。現実逃避のための暇つぶしだけど、しばらく少し夫から距離をおきたい。一緒にいるのは楽しいけど、優しいふりをして私にすべて選択肢を委ねるなら、話し合おうともしないなら人生を共有する相手ではなかったのかも。